mathichen独話【Hatena版】

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東は東西は西でも、心眼を開けば架け橋が見える

昔々、新幹線の隣席で、夫は鱧の美味さを、妻は湯葉の美味さを主張して譲らず
早い話、関西夫と関東妻が食文化でモメていました
色気より食い気のアタクシは内心、「美味けりゃ、東西の優劣あらへんわ~」




『関西人の夫と過ごすのが苦痛です。』
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail.php?qid=1289051822&sort=1&fr=top_mantenna





...生粋の関西人である夫は、一日が「ギャグ」に始まり、「ギャグ」に終わるのです。
ですから、取り立ててギャグを言う必要のないシーンでも連発し、違う文化圏の私は非常に疲弊します。
私が全く冗談ひとつ言わない性格、というのではありません。
子供たちとは普通にくだらない冗談を言っては
「オバサンはこれだから~(^_^;)」などと笑われたりするのですけれど、
夫の何が問題かというと、
「緩急なく、何かくだらない落ちをつける」 「必要もないところでボケてはイラつかせる」ところなのです。...
ベストアンサーに選ばれた回答
roshian_barracudaさん

質問の解答にはなってないですが…

地域性の違い、ありますよ。
地域や環境に人は育まれますから。
わたしは関東人で関西に嫁ぎましたが、ギャグへの対応をだいぶダメだしされたり、
大阪人に至っては、大阪が世界の中心!といわんばかりの愛国心?に参りました。
関西にずっといる人には分かりません。
関西から関東へ行ってもわかりません。
よほど田舎でないと関東はいろんな所からの寄せ集めなので寛容ですし、
みんな関東風に合わせますから…。
関西は土着。それは間違いない。だから余所からしたら付き合いづらい。
でもそれは素敵なことでもあると思います。

関西人とご主人の個性です。

回答日時:2012/6/15 09:29:25





「会社にもそういう関西人がいて、イライラさせられました。
一般に関西人は協調性が貧しく相手と合わせることが出来ないように思えます。
この先状況は変わらないと思うので、
離婚して関西弁を聞かなくてすむ清々しい人生を送られたらいかがでしょうか。」
この回答はどうせ似非関東人(つまり、地方出身を恥じる根無し草)
でなくたって、無視して正解
異物を認められない。これは何も関西だけの話だけじゃない
自分たちもまた、『関東人』という枠組みに縛られているのが見え隠れしているでしょ




「うちの旦那もバリバリの関西人で私は関東人です。
うちは関西特有の?お笑いと言うか、そういう質はないですね。どちらかと言うとおとなしいです。
うちの両親は二人とも関東人ですが、うちの父の方がそういう気質を持っていて家族をシラケさせています。
母は常にイライラ状態。
関東人・関西人というよりは、その人の性質がそうなんでしょうね。
周りを楽しませているという、勝手な自己満足なのでしょう(苦笑)。。。」
成育環境は人格形成に影響を及ぼしますが、100%とは限りません
お笑い気質の関東人がいたかて、それは当人の個性ですねん、存在しても何や文句ありますやろか




地域性と個人の性格の乖離を軽視すると、時に不幸な結果を招く
最近またぞろ話題になっているオウム真理教の謎の一つを解くカギでもあります
「人並み以上の高等教育を受けた面々が何故、簡単にマインドコントロールされたのか?」
坂本弁護士一家殺害事件に関わった伊藤芳朗弁護士は
関西出身、あるいは関西で暮らしたことあるメンバーに、目を留めました
・関西系メンバーは、いわゆる『関西人』の枠組みに入らない性格である
・一人でボケツッコミ出来る柄ではなく、彼らはむしろ『関東人』に近い
・しかし、『関西人』に自縛された土地柄は異端と見なし、不寛容であった
・お上に盾突かない没個性な武家社会的人間にとって、服従を求める宗教が『自分たちの居場所』と映った
このような感想を、十数年前述べていました
伊藤弁護士は大阪出身だけあって、よく気づきましたね
武家社会的云々は関西系メンバーに止まらず、似た性格の各地域出身メンバーにも通じるでしょう




東にアンチ巨人いるように、西にはアンチ阪神いる
彼らとて関東気質や関西気質を持って生まれ育まれているはず
『個』を確立させていればこそ、異物を受け入れられる
オラの土地柄に合わないと排除する向きは、都内基準かぶれの田吾作と同じ穴のムジナ















  春日三球・照代 地下鉄漫才                   島田洋之介・今喜多代(1978)




春日三球・照代は、関東夫と関西妻の組み合わせ
島田洋之介・今喜多代は、関西夫と関東妻の組み合わせ
どちらも夫の地元で活躍したものの、妻の個性が夫の個性に彩りを添えて融和した至芸
記事題名の意味ですよ