mathichen独話【Hatena版】

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驕り高ぶらず祈りを捧げられる者に幸あれ

昨日は、アタシの誕生日でした
本館にて、【ローソクは本年度に限り戸籍年齢本数でお願いします】

ローソクといえば、今日2月2日、カトリックでは聖燭節(Candlemass)
エスの生後40日目に、マリアが若い産婦のための清めを受けた日
この時、シメオンなる爺様が「アンタの息子は諸国の光となるぞぉ」と言った事から、光の子を祝う日に

ナニもおやりにならずとも子供が出来ちゃう『無原罪の御宿り』
信じる信じないでなく、それくらいの出来事起きないと世の中変える礎にならない、ですかね

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映画‘マグダレンの祈り’(2002年)
キリストによって改心した娼婦マグダラのマリアにちなんだ名前の女子修道院
『堕落の烙印を押された女性の避難場所』として、何と1996年まで存続しました
避難場所といっても、教会による監禁・虐待の連続という生き地獄
アイルランドは総本山であるヴァチカンより遠く離れているせいか、
旧態依然な教条主義や価値観が途切れないのですね

実話が下敷きとあって、映画の最後に3人の主人公の修道院脱出後がテロップで紹介
赤ん坊と引き離され親にも一族の恥と見放された未婚の母ローズは確か…
「後に結婚して子供に恵まれ、引き離された息子とも約30年後に再会を果たした」
「生涯の最後まで、カトリックの信仰を捨てなかった」

映画を観た(筋を追った)くらいで神の存在を否定する不勉強な日本人よりも、
宗教に苛まれても『自分の拠り所』を失わないでいられる信心深き者に救済はもたらされます