mathichen独話【Hatena版】

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言葉でなく行動が救済をもたらすことも多い

アウシュヴィッツから母娘揃って生還、戦前に避難民として英国移住した叔父を頼ったら
迎えの車中で、「うちの娘たちを動揺させないため余計な話をするな」
すでに19歳ながら教育が中途で止まっている姪に対しては、「誰が学資を出すんだ?働け」
 
同じユダヤ人であっても、環境の違いは、痛点持たない対岸の火事人種を生むのですな
もしも娘たちが戦争の現場について知りたいのであれば、その権利も奪うのか?
すぐ働きに出ても夜学通いや学校卒業資格取りたい、将来のための支援すらケチるのか?
 
もっとも自分の手に負えない理解不能な領域であれば、話は別
影ながら見守るなど口先だけの慰め、そんなものしか提供出来ないのであれば、黙ってろ
理解っぽい言葉を口にした以上は、状況の推移も見守る義務あり
静観の場合もあれば、何らかの行動起こす必要な場合も、それを見極めるため
 
悩んでいる、困窮しているなど、当人は一日を過ごすだけでも、この世は弱肉強食にさらされているのですぞ
年齢が高くなれば高くなるほど、生存条件の厳しさたるや…
心身のストレスは、魂の殺戮にもつながりますからし