mathichen独話【Hatena版】

Yahoo!ブログ別館の保存庫

禁忌が無いと破るスリル楽しめない?雑食グルメ育ち

イメージ 1
 
小腹減ったので作ったトマトらーめん
ネギと一味唐辛子だけながら人心地つけました
(なお、入れ物は、コンビニおでんのを洗って使い回し)
 
パスタに限らず洋食は、クリーム系よりトマト系が飽き来ないといいますね
アイルランド女性と結婚、嫁の国に永住する日本のおっさんも、そんなこと書いてます
欧州の野菜類って現地知る人によれば、自然な甘みがあるなど、日本とは比較にならないほど美味だそうです
そのおかげ様でもありますかいね
 
それだけに、Yahoo!グルメのお料理Q&A見ると、どんだけ島国鎖国味覚よの多いこと多いこと
完全に中華思想化した和食絶対主義者が、異国料理を野蛮扱いしたり、何様?
欧州食べ歩き経験といっても、庶民的な店に入ってジックリ研究したとは思えない、似非中流ゴーマニズム
きっと知らないのでしょうな
『和洋中』は、日本限定。海外では、『洋中エスニック』。世界美食2大師匠は、中国とフランス
日本料理が水準高いといっても、イタリアでパスタを音立てて啜るなど野蛮人~と笑われモノ改善先決
 
和牛信仰も一考の余地あり
日本人が美味と感じるのは、肉の旨味でなく、刺しの部分、脂の味ですから
フランス人なんて神戸牛だろうが松阪牛だろうが「この肉腐ってるの?」と酷評してくれますよ
よほど固い肉がフツーの国から来た外国人の和牛絶賛は鵜呑みにしないのが賢明だと思われます
和牛がアカンではなく、肉料理堪能というより魚の刺身感覚で肉の良し悪し判断するのがイカ
まぁ安い輸入牛肉などウ~ンが多いですが、やっぱ赤身ムチムチ食べたいアタシ、肉食系女子ですわな?
 
話はガラリ変わりますが
 
フェイ・ケラーマン(Faye Kellerman, 1952年- )は、アメリカ合衆国ミズーリ州セントルイス生まれの作家。夫は作家のジョナサン・ケラーマン。

1986年、ロス市警のデッカー刑事とユダヤ教徒のリナとの関係を軸に正統派ユダヤ教徒の生活を描く「水の戒律」でデビュー、マカヴィティ賞最優秀処女長編賞を受賞。以後リナ&デッカーシリーズを中心に執筆活動を続ける。

『作品リスト』
リナ&デッカーシリーズ
東京創元社創元推理文庫より刊行。
 
水の戒律 The Ritual Bath (1986)
1993年4月、高橋恭美子訳
聖と俗と Sacred and Profane (1987)
1993年12月、高橋恭美子訳
豊穣の地 Milk and Honey (1990)
1995年9月、高橋恭美子訳
贖いの日 Day of Atonement (1991)
1997年7月、高橋恭美子訳
墜ちた預言者 False Prophet (1992)
1999年8月、高橋恭美子訳
赦されざる罪 Grievous Sin (1993)
2001年6月、高橋恭美子訳
逃れの町 Sanctuary (1994)
2005年9月、高橋恭美子訳
正義の裁き Justice (1995)
2008年5月、吉澤康子訳
死者に祈りを Prayers for the Dead (1996)
2009年4月、高橋恭美子訳
蛇の歯 Serpent's Tooth
2010年1月、吉澤康子訳
 
Wikipedia:『フェイ・ケラーマン』より引用 )
 
‘逃れの町’までは全部読んでます
このシリーズによってユダヤ教に興味を持ちました
 
色気より食い気のため、食に関する場面はとりわけ
で、次に登場するのが、カシュルート
 
カシュルート(Kashrut, Kashruth כַּשְׁרוּת)とは、ユダヤ教の食事規定のことで、ヘブライ語で「カーシェール(清浄)な状態」を示す女性名詞。

カーシェール(כָּשֵׁר, Kasher, アシュケナジム式(イディッシュ語) Kosher)は、「相応しい状態」を示す形容詞で、カシュルートで食べてよい食物のこと。コーシェール、コシェル、コーシェル、カシェルとも。 カーシェールは戒律であるミツワーに適正であることを示すので、カーシェールなメズーザーの文など、様々に広く使われる。

Wikipediaより )
 
とにかく口やかましい姑以上の細かさ
口の悪い知り合いのおっさんなど、独特の血抜きされた肉美味いんかい?と疑問視
 
`水の戒律’、昼食まだのデッカー刑事がリナに勧められて手作りお弁当食べさせてもらう場面
ハンバーガー、コールスロー、オレンジジュースと簡素なメニューながら
肉汁ジュワ~とマクドでは考えられない美味さにデッカー刑事感動してました
もう一つ、ポテト・クーゲル(ゼラチンで固めたハッシュド・ポテトみたいなユダヤ料理)にも
 
彼が彼女の息子2人を野球観戦に連れて行ってやる前には
彼女はユダヤ式おやつの紙袋を彼に渡して
「コークかセブンアップならいいけど、他の物は飲んだり食べたりさせないでね
ホットドッグも、アイスクリームも、フライドポテトも、ナチョスも、ポテトチップスも」
 
ネタばれになるので詳しい経緯は省きますが
‘贖いの日’では、ニューヨークへの新婚旅行時、ある正統派家庭を訪れた際
安息日のご馳走を口にして、その超美味さにデッカー刑事またまた感動
 
そんなデッカー刑事も、‘赦されざる罪’において
必要あってリナに輸血した息子が青ざめた顔しているのを見て、クッキーを勧めます
「それはカシュルートじゃない。(ラビの)検印がついてないよ」との抵抗には
「たとえ豚の足で作られた物でも構うもんか。とにかくそのクッキーを食べなさい!いいね?」
健康と命には代えられない。何かと怒りっぽいユダヤの神さんといえど罪を赦しますよね~