mathichen独話【Hatena版】

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Who knows? God knows.~運命と自己疎外の戯れ~




現代米国作曲家トバイアス・ピッカーのオペラ第1作‘Emmeline’
19世紀後半、米国のある小さな町
13歳の時勤め先の工場主によって落花狼藉したエメラインが、長年の苦労後にようやく幸福をつかんだ
当時の女性としては高齢といえる30歳を過ぎて、若いマシューと知り合い、人並みの結婚が出来たのである
が、幸福も一瞬の夢幻、マシューこそ、不幸な少女エメラインから取り上げられた息子だった…



ギリシャ悲劇のオイディプス王物語に登場する主人公の母にして妻イオカステ視点の物語
実話に基づいて書かれ、まさに事実は小説より奇なり
19世紀米国にはもう一つ、ゲーテの‘ヴィルヘルム・マイスターの修業時代’的実話が存在します
数人の子供に恵まれ幸福な生活を送っていた夫婦が、幼時インディアンにさらわれ生き別れになっていた兄妹
いずれの話も不幸な結末を迎えたのは説明するまでもありますまい



「ウチの嫁、本当にオレの子供を?」みたいなトピックスに、「DNA鑑定したらどおよ」とのレスが多数など
発言小町ではよく、ドロドロした家族関係トピックスを見ます
「将来、息子の彼女の両親に会ったら、嫁が相手の父親見て動揺する。そんな事態起きるかも」に対して
「アンタ、TVの見過ぎだよ。そんなドラマみたいな話、現実にはねえよ」と鼻で笑う横レス書かれたりしますけど
広いようで狭い部分が多々見られる人の世、どんなに低い確率でも可能性は捨てきれないでしょう
ましてや、順序踏んでも安易に結婚離婚するのみならず、同棲や出来婚から何股よ?が増える現代ではねぇ



母親の過去が私の結婚を壊しそう…

はじめまして。どうしたらいいか分からず、誰にも相談できず困っています。いいアドバイスをお願いします。

先月、彼の実家に結婚のあいさつも兼ねて初訪問しました。
彼のご両親は私を見た時、「あなたのお母様の名前はなんていうの?」と聞いてきました。

彼の両親と私の母は昔同じ職場で働いていたことが分かり、彼との結婚に運命を感じました。

ところが後日、彼の両親が私達の結婚に賛成していないことが分かりました。

彼の両親が結婚する時、彼の父親が昔つきあっていた同僚の女性が、社内でご両親の評判を落とすような誹謗中傷や嘘を言いふらしたことがあって、
その女性が私の母だというのです。

私はまさか…と思い、母を問い詰めました。

母は「結果的にそうなったけど、嫌がらせをしようとおもっていたわけではない。別れた彼に未練があって、別の女性と結婚することがつらかった。社内の女性数名に話をしたら、いつのまにか社内で広まってしまった」と。

私は母に悪気は無かったことを伝えましたが、ご両親は困った顔でこういいました。
「申し訳ないけど、娘の結婚がかかっているのに自分可愛さに嘘をつき続ける人とは親戚にはなれないし、
正直、息子がいつか君のお母さんにひどいことをされるのではないかと不安だ。縁が無かったのだと諦めてほしい」と。

母に「本当のことを教えて」と聞いたら、泣きだして何も答えてくれませんでした。
その時私は母が嘘をついていると確信しました。都合が悪くなるといつも泣くから。

母に「今からでも彼のご両親に謝って」と言ったら「結婚はあきらめて」と。

彼も私も困っています。どうしたらいいのでしょうか?

http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2011/1127/464031.htm?g=04&from=yolより引用 )




このトピ主さんにも、両親の結婚時期と自分の誕生日合うかの計算勧めるレスが見られました
まぁ異母兄妹の可能性は無いでしょうが
同じ職場の女性2人とつき合った彼の父親、どういう経緯であれ、お手軽過ぎんかい?とは疑うわっての



カップル双方の両親もしくは片親同士が何らかの後ろ暗い関係を持っていた
ずっと地元暮らしや長年の都会暮らしから地元に引き揚げてきての環境なんかだと起きうる
全くの想定外まではいかない話ですわ



複雑怪奇な因縁、誰も傷つかず大団円を迎えるのは無理な話ですが
縁が無かった諦めろの声多い中、むしろ縁を感じるという声も聞かれます
アタクシはどっちかといえば、後者。試練を課されていると思うんですよ
結婚成就に関しては正直、彼女に未練ながら両親を選ぶ方向にある彼が頼りなくて無理という気が強いものの
トピ主さん母は、自分の蒔いた種を刈り取り、全く罪持たずして生まれた娘に贖罪するべきであり
内心では娘と母親を重ね合わせている?彼の両親も、身勝手は捨てましょ
親同士が因縁に決着つけた上で、息子と娘の将来への意志に任せるのが、最善



自分自身が負うべき責が無関係な他人に巡る、アナタの良心が痛みませんか?
自由には義務を守り代償払う覚悟持つが必要不可欠の証明と断言します
とりわけ、本来なら社会から抹殺されて然るべき子供犠牲にした離婚経験者、よーく肝に銘じておきなされ
以前から何度も書くように、回心的改心が見えない者には、人間名乗る資格を一切認めず、軽蔑あるのみ