mathichen独話【Hatena版】

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夢の氷点、信頼の氷点

2012年に入ってからまだ外に出ておりません
三箇日=完全寝正月は例年通り。今年は、4日に少し具合悪くて寝込んでたもんで
今日5日、何とか起き上がり、定番となった発言小町ネタでもって、ここ独話別館開設2周年記念をば



『妹の芸大受験、姉が猛反発』
http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2011/1229/471628.htm?g=06
『新年早々義姉に注意されました』
http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2012/0103/472516.htm?g=06



前者の姉妹、両親にとって搾取用と愛玩用に使い分けられている
後者の兄妹、両親が自分たちに箔つけるため必要な高級アクセサリーとして育てられている
2組の両親の共通点は、紙切れの高学歴だけで真の教養が備わっていない似非中流小娘青二才であること



妹たちに共通するピアノで説明すると






国際的に評価高いピアニスト田部京子、日本での修業時代、進路の次の段階を話し合った両親から
「留学したいなら、奨学金とか留学支援受けられるコンクール優勝とかでお願いね
留学させてやりたくても、うちには留学に必要な費用賄えるまでの経済力は無いんだよ」
15年くらい前ですか、音楽雑誌のミニインタヴューで述懐していました
『1988年より文化庁在外派遣研究員としてベルリン芸術大学に留学、クラウス・ヘルビッヒに師事。』
ここが、彼女の明るい未来を決めたといえます



東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校~東京藝術大進学およびそこに至る個人レッスンの費用
自宅でのピアノ環境整備を付加
高収入でも生半可な経済力では追いつかない話。それでも、高収入社会にも格差あるといいますか
実際、田部女史の留学先そして活動拠点を置いたドイツ、この国の音楽界が格差社会を物語っています
ソリスト、アンサンブル団員問わず成育家庭環境は概ね、代々音楽家系を別にすれば、上層中流階級
医者、弁護士、資産家など、子供の幼時から長期に渡る修業を支え続けられる安定した高収入の両親の存在
子供が天才の誉れ高く幼時からスポンサー確保でもしなければ、高給でも宮仕え程度には厳しい世界
しかもドイツの学校は12歳前後で決めた進路の勉学に専念システム、これがまた実力競争社会とあって
挫折や脱落せざるを得ない不測の事態の際、ピアノ弾く勉強だけしていた場合、見事に社会から落ちこぼれる
音楽だけでなく、一般教養、資格につながる勉強をも支援出来る親でないと、子供は不幸になる率高いのです
早い話、真の教養人家庭でないと、生き残れない弱肉強食社会ということ



日本に戻ると
何かと甘い国ですからね、真の教養人だけが、芸術はドイツ的弱肉強食社会を知っている
音大進学は将来成功するかは別として、職業訓練校であり、幼時から長期的ヴィジョンでの準備が不可欠
一般人には、上手くても習い事とは別物、子供の将来を広い視野で見渡す、その必要わからんのですな
真のアマチュア楽家はプロの職業音楽家と比べて遜色無い教育水準も



個人の経験として
mathichenさんは釣書に書ける学歴も真の教養も持たないながら、水準高い某音大出身を3人知っています
お寺さんの長女である1人は、卒業後、地味な某関西オケ共演程度で達成感、嫁に行き
ドイツ留学した1人は、実力あるのに、コンクールのファイナリスト止まりに満足するお嬢様(教員資格は取得)
お嬢様の親友というのが、パリ在住作曲家(故人)の弟子で、努力家の彼女はまぁ出世
したものの、大阪では某ケータイ会社勤務、現在は東京のIT系勤務と、食うための副業(本業?)持つ厳しい身
親バカと紙一重なバカ親の皆様のために書いておきます



小町に戻ると



芸大姉妹の両親は、擁護する声聞かれますが
「長女はやりたかったら、努力してやれたはず」という声は傲慢そのもの
長女が次女を妨害する阻止すべく家追い出せとぬかすのもいる
擁護組の素姓、兄弟の有無はともかく愛玩用として育ち搾取される苦悩知らない、永遠の小皇帝と断言します
高校生だと、学校がバイト禁止かもしれない、バイト出来ても親の見守り支援必要な年代
100%は不可能、それでも親を頼らざるを得ない面まだ多い、未成年者である
見守りする気さらさら無いどころか、頭から長女を認めない両親に、何が望めますか
経済力、子供の能力、親子の相性と、複数人いる子供たちを完全平等に扱うのは難しい面あるものの
子供の将来が関わる機会を問答無用で奪う不公平は許されません
長女に才能あるかどうか疑わしいを言うなら、次女もそうでしょ
姉妹双方に、多少の条件言い渡して受験させるor家庭事情や芸大の厳しさを説き断念させる、機会は公平にね



とはいうものの




長女さんだって、今更芸大に入りたいわけではないんじゃないですか?
ただただ、自分の望みを事あるごとに潰してきたあなた達に「悪かった」と一言言ってほしかっただけなんじゃないかな。

同じ条件なのに自分は駄目でも妹はOK。
これを何度も何度も見せ付けられ、
とどめは人生の分岐点になる大学進学。

あなた方の愛情を感じられず、ただただ悲しかったんですよ。

自分がさせて貰えなくて悲しかったから妹にはそうしないで欲しい。

そんな優しい気持ちの持ち主です。
大人で、親なのにあなた方ご夫婦はその優しい長女さんに甘えまくってたんですよ。

長女さんを落ち着かせたいのなら、謝りましょう。




「私が認められなかったのに、妹がOKなのはおかしい」
何事につけて差別された積年の不満が爆発
妹と同じ条件なのに、自分は何故、認められなかったのか
納得行く説明を求めているまでの話
次女の音大進学費用を就職した長女から搾取、将来的には自分たちの介護要員として実家に縛りつける
無計画(無教養)が強く感じられる両親であり、残念ながら何も説明出来ず謝罪も望めないと思います
長女は在学中は妥協して、卒業後は新卒入社叶わなくとも家を出て道を探し、生涯実家に近づかないでしょう




私立受験も、習い事も全部 自分の自己満足。
才能があると盲目的に信じているみたいですが、教養もマナーも持ち合わせていないトピ主さんの子供に、その才能なんて無かったと分かった時、どうするんですか?

ただデカいだけの迷惑な子供ですよね?
トピ主さんは自己満足で、お子さん達の未来を踏み潰し、選択の範囲を狭めているように思います。

教養やマナーって、小さい頃から親が身に付けさせるもので、大きくなったら急に身につくものじゃないです。

それを証拠に、トピ主さん自身は大人ですが、義姉さんに対抗意識を燃やし、子供を使って見栄を張り、正論つかれて逆ギレするような残念な大人になってしまいました。

高級住宅街とか、外車とか、そんな事にこだわる所とか、すごく性格出てるなぁって思いましたよ。もちろん悪い意味で。




義姉に注意された母親は、もんぺ履いて畑仕事でもして苦労しろ級絵にかいたようなモンペ
「すごくむかつきます。」、この言葉に正論突かれて逆ギレするような残念な大人が現れていますしね
『むかつく』、これは突かれた点を自覚している言葉ですからし
「確かに甥っ子はそういうところはちゃんとしてます。」、我が子がただデカいだけの迷惑な子供をわかっている
自覚しないモンペは始末悪いが、確信犯的モンペは本当恐ろしいこと
小町の声無視はもちろん、娘が親の重圧に苦しむSOS、息子の地元中学希望、無視するのでしょう
このまま圧政続けたら、子供たちは成人する前に壊れるというのに



2組の両親の末路は同じですよ
親のエゴから、心身破滅した兄妹、ツブシきかず定職就けない次女、つまり中年ニートを食べさせる老後
親の因果が子に巡り親へと還る糸車