mathichen独話【Hatena版】

Yahoo!ブログ別館の保存庫

心に太陽が輝けば人生も輝く

気分転換に、ここ独話別館の前面(帯/ブログタイトル/背景)を衣替えしてみました
それから1週間




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写真正面に見える窓が、例のキチガイ息子の部屋なんだよ(泣)と説明しておき
金環日食の朝でしたが、その時間帯起きていたので、フツーに観られる太陽を撮ってみました
トリスタンとイゾルデは夜の逢いびき好き、昼の光なんて嫌いだもんと違って
(ちなみに、上の文字リンク内はバイロイト音楽祭のもので、衣装デザインは日本人だ。検索してみよ)
アカルイお日様が隠れちゃうなんて、クライ何某には寂しいのぉっての
‘太陽は夜も輝く’なんて映画あったが、それは困る、夜勤族は別にして寝られないじゃないかの安眠妨害だ~




太陽といえば


















                     To Sir With Love                       To Sir With Love 2: Clip





【贈る言葉】(2010年1月23日FC2別館)
【教室での師が人生の師匠であれば未来は輝く】【同日Yahoo!本館)
【鉛筆をマイクに持ち替えて】(その6日後、29日アメブロ別荘)
映画‘いつも心に太陽を’(1967年)、やっぱ好きだわ
歌も(参照:【「いつも心に太陽を (To Sir With Love)」 ルル (日本語訳付き)】
続編のTV映画は知らんかったけど。1996年か。ポワチエ先生は72歳の爺さんね(美人の奥さんは51歳)




贈る言葉】コメント欄、レッズおばさんがいまどきの先生を、「先生は一体生徒に何を教えたいのか・・・。 」
子供おらんアタクシに言われても、授業参観やPTA知らんため、よくわからんこと多い教育現場ながら
ポワチエ先生は自ら貧困層出身なればこそ
『何でも出来る』型で景気つけるのでなくまず現実を認識させ
その上で、ステップアップしていけを教えられたのでしょう
本当の優しさですよ 」
と思うものの、『何でも出来る』型で育てられたアラサー辺りアラフォー手前小娘青二才が先生になる現代じゃ…




‘To Sir, With Love’(『先生へ愛を込めて』、この方が好きなのさ)
白人生徒たちの中学校に赴任してきた黒人教師の物語
白人と黒人の社会問題に視点を当てた意欲的な作品である
学校は正確には、白人中心、黒人や中国系もいる
彼らの共通点として、大学どころか高校なんて異次元である、卒業後すぐに就職する、英国典型の労働者階級




生徒たちは超悪ガキ&お水予備軍風ながら、中身はやっぱり子供
教室や廊下、校舎の外でギャーキャー騒ぐのは、寂しさの裏返し
家に帰れば家事や弟妹の世話などに追われる浮き世のウサを晴らすため
ルル演じる女生徒も、先生から何か聞かれた時、「でも、下宿人の食事作らないと…」
皆、学校に『本来の居場所』を求めていたのですね




下宿人が重要な収入源である家庭で、食事作りのかたわら弟妹の世話もする、働き者のルルちゃん
母親が病気だかオメデタで緊急入院した別の女子は、末っ子の赤ん坊を世話する者いないので
「先生、妹です。一緒に構わないですか」と揺り籠下げて登校した
中身はやっぱり子供の一方では、それなりに大人なんですよ
充分に責任感持っているが自覚や表現出来ないだけ
で、ポワチエ先生が、身だしなみを整えてやり人間としての自身を持たせてやろうと辛抱強く指導するのです
校長の同意をどうにか得ての課外授業では、子供たちが知的好奇心を持つことが目的
日々の世過ぎ身過ぎに追われる人生だろうと、新しい知識を得たりちょっとした趣味は持てる
高いカネを親に使わせて大学でシッカリ遊びました連中よ恥を知れまでに人間として成長は可能




卒業式の日、ある男子が、「ホテルの下働きに決まりました。いつかきっと立派なボーイになってみせます!」
金満でもお品は良くないアジア系観光客には想像つかんでしょうが
チップは薄給を補てんする以上の価値持つんだから、そこの女子大生よタップリ弾めエラソーな態度取るなよ
ボーイはホテルの品格守る必要ある、早い話、知的水準高くないと務まらない職業であります
ポワチエ先生クラス男子がその域に到達するかはさておき、どんな仕事にも出世の道はあるのですから
人生の目標持てた生徒を見て、先生は努力報われた嬉しさ一杯でしょう
教師は一時しのぎに過ぎず、待ちに待ったはずの技術職採用通知なのに、破き捨てたポワチエ先生
あの場面、ポワチエ先生自身が、真の人生目標を見出した、人間として夢叶ったと解釈すべきでしょうね