旅の夢の翼広げて
姉妹ヴァイオリニストの姉さんが以前こんなつぶやきを
「若い頃に無理してでも海外留学しておけばよかったと、最近つくづく思います
海外演奏家の方々と共演するたび、コミュニケーション取る語学力不足を実感するんです」
妹はニューヨーク留学を見て、姉妹間でも国内組と海外組の差を痛感するんでしょうね
1963年と1966年生まれでも、この世代差
ならば、1964年に自由化された海外渡航 、それ以前に生まれ育った世代は?
監督以下作品関係者は渡伊出来ず、主催者側はウ~ンと考えたあげく
街に出て、日本人に見える人(実はヴェトナム人)に頼み込み、授賞式に出席してもらったそうな
自由化以降も、初期は富裕層に限られる高い旅行費
五木寛之の‘青年は荒野をめざす’に憧れ、欧州へ出た若者たちも、基本は貧乏旅行
この背景には、冒険心を満たすの他に、現在とは違う旅券申請手続きも絡んでいたと思われます
海外渡航を可能にする預金の残高証明書が必要、そんな時代でしたから
親の援助を受けられる留学生や海外に縁者いる以外、長期計画の資金作りしないと難しかった
アタシがいまだに海外未経験の理由には、これも含まれます
四半世紀前には、バカ親振り切って旅行出られるカネがなかった
いまはカネ何とかなるけど、世俗のシガラミ振り切れない
…ですわ
中学高校の海外修学旅行程度の知識で生意気な口を利くガキンチョども
出来婚を恥にも思わない倫理指数のくせして「ロンドンに新婚旅行したかったのに~」とつぶやくアンポンタン女
こんなクソガキ脳連中に、先人の想像力は、現宇宙滅び新宇宙誕生しても理解不能でしょうよ…
ちなみに、アタシが17歳の頃に憧れたのは…