mathichen独話【Hatena版】

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諦念を諦念出来たら?人生最高の贈り物

【生涯の伴侶に上下関係は障害】(2月23日)
この記事で取り上げた発言小町の一つ、『結婚を反対された彼から復縁を迫られています。』




トピ主のみ(5)の中に




やはり母が思ったとおり彼はお母様が私に連絡をとってきたことを知りませんでした。とても驚いていたそうです。
私と彼が別れた後、彼のご両親は息子にまた悪い虫がつかないようにといろいろな人にお見合いを頼んだそうです。ご両親は名家の出身で医師の息子ならすぐにでも一流大学卒で20代の容姿端麗なお嬢様が見つかると思っていたそうです。
しかしなかなかご両親のお眼鏡にかなうような相手が見つからず、見つかってお見合いしても「田舎暮らしはいや」「同居はいや」「専業主婦はいや」「年がはなれすぎている」と相手から断られたそうです。
段々と条件をさげていっても相手は見つからずお母様があせり始めて1年位前からは「こうなったらともみさんでもいいから連絡をとりなさい。」と言い始めた のですが彼は「ともみとお母さんにあんなひどいことしておいて今さらよくそんなことが言えるよな!」と相手にしていなかったんだそうです。
それでお母様が直接私に連絡してきたようです。...

...母は彼に一番聞きたかった「なぜ3年前にともみと別れたのですか?」という質問をしました。
すると彼は「友人や先輩の中には親と絶縁してともみさんと駆け落ちしろとすすめる人もいました。僕も本当はそうしたかったです。でもどんな親でも僕にとっ てはこの世で唯一の親で僕を産み育ててくれた人たちです。僕は両親のたった一人の子供として彼らの最期を看取る責任があると思っています。親離れしていな い情けない男と思われるかもしれませんが、まだ若くて未来がたくさんあるともみさんとこれから老いていくだけの両親を考えたら両親を見捨てるわけにはいき ませんでした。」と答えたそうです。

確かに私も母親を捨てられるかときかれたら絶対にできないと思います。彼も断腸の思いの決断だったのでしょうか・・・...

...『今ともみのことをどう思っていますか?』と母がきくと、少し考えて「とってもいい思い出だったと思っています。でも結婚しなくてよかったと思っていま す。僕と結婚してたらきっとともみさんは苦労したと思います。うちの母は絶対に変わりませんから。ともみさんがこれから良縁に恵まれることを祈っていま す。」と言ったそうです。そして最後に「僕は二度とともみさんに連絡しないようにきつく母に言いますが、もしかしたら母はこれからも連絡してきて泣き落と しなんかもしてくるかもしれません。お母さんからもともみさんに私の母の言うことを真に受けないように言ってください。」と言ったそうです。...




これらを読んで思い出したお話を




1930年代、米国の地方都市
上層中流階級の息子が、貧しい家庭の娘と恋に落ちた(仮に、彼をジム、彼女をレベッカ
大学進学で独立したジムへのレッベカ連絡先を握りつぶされたらしいほど、ジムの父親が猛反対
レベッカの家に怒鳴り込んできて、権力振りかざして「二度と近づくな」
レベッカは諦め、その後良縁に恵まれ平和に暮らしたものの、数十年後に夫死別
寂しさを紛らわすため、海外へ船旅に出かけたところ
デッキで気分が悪くなり、乗客の一人であるお医者様に救ってもらった
似た年恰好の優しいお医者様、手を取って声をかけられているうち、何か懐かしい感触を覚えた
回復後、一緒に食事する際、まだ名前を知らないことに気づき、互いの自己紹介を始めた結果
お医者様は、ジムだった
数十年ぶりの邂逅。互いに驚きつつも、ジムの半生を聞くと
ジムもまた、レベッカを諦め、良縁で暮らしたものの、妻と死別していた
レベッカの半生を聞いたジムは決断した表情で、「結婚して下さい」
レベッカが戸惑いながらも、「赤い糸に結ばれていて、時機が訪れた」、受け入れたのは言うまでもありますまい




…トピ主元彼、優し過ぎますよ
「僕は両親のたった一人の子供として彼らの最期を看取る責任があると思っています。
親離れしていない情けない男と思われるかもしれませんが、
まだ若くて未来がたくさんあるともみさんとこれから老いていくだけの両親を考えたら
両親を見捨てるわけにはいきませんでした。」
彼自身が蒔いた種なら、自分で刈り取る必要ありますが、そうじゃないでしょ
39歳なら、まだ充分に未来は残されている、自分の人生諦めるを選ぶには若過ぎるでしょ
条件を下げていっても相手は見つからず、母親があせり始めて「あの子でも手を打つから」という厚顔さ
自分の蒔いた種から息子を、罪無き者を孤独死させるかもしれないに気づかない愚かさ
そんな親の資格無い者を、独りで背負い切れますか?共倒れの恐れがありますよ




まぁ覚悟決めて臨むのであれば、お好きにしたら構いません
ただね
もしも、両親を何とか看取って、余裕が残されていて
もしも、その時に、トピ主さんが何らかの理由で自由の身でいて
何かのキッカケで邂逅出来たとしたら
その場合、ジムとレベッカみたいな結末を迎えられたら良いですね
トピ主元彼には、世俗の何倍も幸福つかむ権利認められるのですから




なお、世俗の何倍も不幸になるべきは
『結果、略奪したものの北海道へ嫁ぐのは。』
一人の女性の人生を破壊し、子供から父親を取り上げながら
「暖房費もすごくかかる気がしますが。そちらでの暮らしを聞かせてもらいたいです。」
41歳にもなって、何を寝言ぬかすのやら
元妻への慰謝料と養育費を払いながら、長男の嫁としてジジババの面倒を見ろ
亭主は平気で家族を捨てられる男だから、ジジババは孫との面会を奪ったドロボー猫を恨んでるだろうから
生涯、気が休まらないけどね
でも、自業自得として受け入れろ。絶対、幸福になってはいけない